昔ある村に一人の金持ちが住んでいた。彼は欲深く、守銭奴で村の人々の間で評判が悪かった。
ある日、この金持ちはその村で知恵のある年配者に聞いた。
「先生、私は村人に、私が死んだ後に全財産を貧しい人々に分け与えると約束しました。なのに、人々は今も私を守銭奴と言って憎んでます。何故ですか?」
その話を聞いた老人は次のような話を彼に聞かせてあげた。
「ある村の豚が乳牛の所に訪ねてきて、訴えた。
『あなたは人々に牛乳を与えるだけなのに可愛がられる。しかし、私は自分の命を犠牲して全てを与えるのに、人々は何故私を可愛がってくれないの?』
すると乳牛が豚に話した。
『私はたとえ小さなことであっても、生きている間にしてあげるけど、あなたは死んだ後にしてあげるからだと思う』と。
老人は金持ちを見ながら話を続けた。
「今小さな事をすることが、後で大きな事をすることより、もっと大切だよ。小さく、しょうもないことであっても、今からやっていく人のみが後で大いなる働きをすることが出来る。」
人生での大切な事を「後で」と、先延ばす人がいる。
しかし、今行動しなければ、後で行動するのはもっと難しい。
100回話すのは容易いが、一回実践することは難しいからだ。
言葉だけを先走らせて、行動を後に伸ばすことがあってはならない。今から、小さな事から一つずつ行動すれば、後でもっと大きな事をすることが出来る。
イエス様はこう語られる。
ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である。(ルカ16:10)
很久以前,一个村子里住着一个有钱人。 他既贪婪又吝啬,在村子里名声很坏。
有一天,这个富人问村里的一个有智慧的老人。
“智者,我向村民承诺,在我死后,将我所有的财富与村民们分享。 但人们仍然恨我,说我是守财奴。 这是为什么呢?”
老人听了他的话以后,给他讲了下面这个故事。
“村里的猪来到奶牛面前抱怨道。
‘你只给人们提供牛奶,人们就很爱你。而我牺牲了我的生命,人们却不爱我,这是为什么?’
然后奶牛告诉猪。
‘我想这是因为我活着的时候即使很小的事情也做了,而你却是在死后才做。‘
老人看着那个富人接着说道:
“现在做小事比以后做大事更重要。 只有那些现在做小的、无足轻重的事情的人,以后才能做大事。”
有些人把人生中重要的事情推迟,说’以后再做’。
但是如果现在不做,以后就更难行动了。
这就是说一百遍很容易,但实际做一遍很难。
我们决不能让言语领先于行动,行动却一直推迟。如果现在就采取行动,一次做一件小事,以后就能做更大的事。
耶稣这样告诉我们。
人在最小的事上忠心,在大事上也忠心;在最小的事上不义,在大事上也不义。 (路加福音16:10)
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