主の家に住む 聖書：詩編２７：１～１４ 京都礼拝

​序論
1節の『私の光』と「私の救い」は同義語である。
「私の光、私の救い」を言い換えると「主は私の命の砦」。
いのちの砦に入っている者の特徴は「恐れない、怖がらない、動じない」。
恐れ、怖がり、動じてしまう状況の中でも、この信仰の確信を持って宣言したダビデの秘訣を教えてもらおう。
 
本論
１ 救われた者の確信（１－６）
①恐れない、怖がらない、動じない
ダビデが恐れず、苦難に屈せずにこの歌を歌えたのは、主の愛の光の中にとどまっていたから。神の光、救いの中にとどまる秘訣は、命の日の限り主の家に住む（信仰生活を全うする）ことである。
 
②一つのことを願う
ダビデは生きている限り、生涯「主の家」に住むことを慕い求めた。
それは信仰生活を全うする事。
何故それを求めるのか？
★『主の麗しさを仰ぎ見る』ため
主の麗しさ・・・人格、品性、私を、どんな人をも愛する神の愛、主の行い、謙遜、柔和、どんな罪人でも救われることを望まれる。
★『主の宮で思いにふける』ため
思いにふける・・・この世において勝利するため、主と共に生きる為、主の宮で悟りや確信が与えられ新たな上からの力で満たされるための黙想。
マタイ6：33、このみ言葉を守ることがどれほど難しいか。主の家に住むこと、み言葉を黙想する事、これは戦いである。
２７：４日々主から離そうとする者と戦い勝利できるように。
★主が隠してくださる
神との深い交わりに入れてくださる。安全な高い岩の上にあげてくださる。
③ 礼拝を捧げる
救われた者は礼拝を捧げる。
 
２ 救われた者の願い祈り（７－１４）
8－9節主の御顔を見たい、拒否されたくない
10節 完全な孤独の時も神は顧みてくださるとの信仰で求める
１１－１２節 悪しき者からの守りの祈り
13節 神の介入を求め、強くすがる祈り
主は主を信じることを喜ばれる。
信じるから待ち望むことができる。祈ることができる。
 
救われた私たちも神の家にとどまり、霊が満足するために祈り、どんな絶望でも神は救いあげてくださるという信仰が持てるように祈り、人生に神の介入を求めて祈るものであるように
 
結論
意思を持って主の家に住むことをしてください。
神はどんなお方で私に何をして下さったかを深く黙想してください。
この神を信じ、待ち望む者には恐れが取り払われ、希望が与えられ、神の御手の中で生きることができる。
主を待ち望む心が強くなり、主の家に住むことを心から願い、行う人であるように。