六月九日 他国人でもなく寄留者でもない（エペソ２章１０―２２節）

　　ウィリアムズ富由姫先生(トミユキ)


１２節　以前はキリストから離れ、国から除外され、約束の契約については他国人（選ばれた民でなはい）だった。神様と関係がなかったし（１節）、この世にあって望みない異邦人（外の者）だった。


13節　でも今は以前は遠く離れていたあなたがたもキリスト・イエスの中にあることにより、キリストの血によって近い者とされた。


14節　キリストはわたしたちの平和、二つの者を一つに、隔ての壁を打ち壊した。そして、ユダヤ人も異邦人も信仰によりて神に近づくことができるようになった。キリストから離れて生きていた者はこの世の君（サタン）の支配下の下にあった。彼らの思い（心）はサタンによって閉ざされていて神の真理がわからない。（２コリント４：３－４）罪の奴隷として自分の肉の欲をコントロール出来なかった。（エペソ2：2，3）


１５節　キリストの十字架をもって、敵意を廃棄された。ここでの敵意は、規定から成り立っている戒めの律法を守らない為に起きた敵意。


１６節　両者を一つのからだとして十字架によって神と和解させる。


土台　　キリストを土台にすることにより一つにされる。


　　　　一つにされた者は、神に受け入れられたという確信を持つことが出来る


　　　　愛されていることがわかる。


御霊により神の御住まいとなる　２２節


１：１３　聖霊の働きにより霊的な救いと新しくされる：神と正しい関係が出来る。


　救われている者（クリスチャン）とはキリストの十字架の血潮により罪が許されている者。救われている「基準」がユダヤ人か異邦人とかいう基準ではなく、キリストの十字架の死と復活において神と和解された者。罪を悔い改めキリストと共に生きるから誰からも責められない。新しくされた者は、神に応答するようになる。


　救われた者たちの責任：神の恵みにより救われ、神の絶大な愛によりて受け入れられた。


　9節：愛して下さったその大きな愛のゆえに。従って、私達はサタンの支配下で盲目になっている人達に対して哀れに思い、以前の自分を思い出して(2:3)、彼らが救われるよう祈り、福音を宣べ伝えるべきである。


　１９節　あなたがたは「もはや」他国人（異邦人）寄留者（ユダヤ人）でもなく


　聖徒たちと同じ国民、神の家族、同じ惠を受けている者たち、一つとされた


　者たち