聖書にはたくさんの奇跡が出てくる。本文にも少なくとも5つの奇跡が出てくる。1.エリヤの言葉の通りイスラエルに3年半雨が降らなかった。2.またエリヤが祈ると3年半ぶりに雨が降った。(18:45)3.カラスたちが朝晩エリヤに食べ物を銜えてきた。4.寡婦の家にあったかめの粉は尽きず、つぼの油はなくならなかった。(16節)5.死んだ寡婦の息子が生き返った。(22節) こんなに短い時間にたくさんの奇跡が起きた。これらの奇跡はどのように起きたか。従順を通して起きた。つまり、従順が奇跡の通路なのである。本文に出てくる従順を通して一緒に恵みを分かち合いましょう。
1. エリヤの従順 アハブ王はたくさんの預言者を殺した残忍な王だ。このアハブ王にエリヤは神の裁きを宣布した。(1節)3年6ヶ月間雨が降らない厳しい裁きだった。アハブ王の罪のせいで国全体が苦しみに遭った。時々私たちの生活にこのような苦しみがある。恵みの雨が降らなくて苦しむ。その時自分に罪はないか振り返ってみよう。なぜなら神様には問題ないからだ。間違った生活を悔い改めて、直す時再び豊かな恵みを注いでくださる。 アハブ王は神を恐れない、むしろ敵対した者だ。そんなアハブの機嫌を損なったら殺されるかもしれない。しかしエリヤは神様の御言葉に従順し、アハブ王の所に行って、裁きを宣布した。信仰によって従順したのだ。(18:36)このエリヤの従順を神様は喜ばれ、たくさんの奇跡をくださった。このように従順する所に奇跡は起きる。神様が働かれるからだ。私たちの生活に奇跡がないのは、従順しないからだ。この不従順悔い改め、従順すれば神様はいつでも奇跡を行って下さる。このように従順する人となりましょう。 2. カラスたちの従順 神様がカラス達に、命令した。するとカラス達は朝晩食べ物を銜えてきた。(4節、6節)カラスは自分のものを譲らない欲張りだが、神様の命令に従順した。これが神様の奇跡である。神様は従順したエリヤを守る為、カラスを用いたのだ。しかしエリヤだけを守られたのではなく、従順したカラスも食べさせ、命を守られた。神様は御自分の子どもを祝福するだけではなく、周りの助け手も祝福される。(マタイ10:41)なのでイェス様は私達にまず神の国と義を求めなさいと命じ、その時全ての必要を満たしてくださると約束された。(マタイ6:33)私達も信仰を持って御言葉に従順しよう。まず神の国と義を求めよう。そのように従順する時、驚くべき奇跡を体験する。このような祝福がありますように。 3. 寡婦の従順 神様は寡婦にも命じた。寡婦も命令に従順し、エリヤに仕えた。(9節、15節)神様がエリヤを遣わした所は貧しい寡婦の家だった。(12節)彼女の家には最後の一食分の食料しか残っていなかったが、エリヤはそれをまず自分の元に持って来るように言った。(13節)従順しにくい状況だったが、寡婦は従順した。その従順が寡婦と息子を救った。(15,16節)神様への捧げものも同じである。十分の一献金や感謝献金は人間的に考えれば、捧げることが難しい。しかしそれは父なる神様を知らないからだ。神様は私達を祝福する為に、まず私達から要求する。なぜなら、種を撒かずに実を結べないからだ。(マラキ3:10)また、従順すれば生き、不従順すれば死ぬ。私たちの救いもイェス様の従順したおかげなのだ。(ローマ5:19)では、私たちがどのように天国に行けるか。神様の御言葉に従順し、イェス様を信じる時救われる。(使徒行伝16:31)このように従順は大切である。また神様も従順を喜ばれる。(Ⅰサムエル15:22)逆に不従順は悪魔から来る。(エペソ2:2)イェス様さえ従順されたのに、不従順する事はイェス様の中に居ない証拠である。神様に従順する人になるように祝福します。 本文にはたくさんの奇跡が出てくるが、それはエリヤの従順を通して起きた。エリヤが従順するとカラスが従順し、貧しい寡婦が従順し、天も従順した。このように従順する時奇跡を体験することができる。このような従順の人になるように主の御名によって祝福します。
0 コメント
|